Canon EOS 5D MarkIII | Yokohama Photowalk





EOS 5D MarkIIIを持って横浜へ。横浜には何度も来たことがあるものの、一人で時間に縛られることなく思う存分歩きまわったのはこれが初めての機会で、実に写真を撮るということを楽しめた一日でした。夕陽がかった空の色、光と影を余裕の階調で織りなす5D MarkIIIの描写です。



開放から十分なシャープさを持って描写するSIGMAのフルサイズ用35mmは、まさに渾身の出来。さすがに空を写しこむと一段絞っても周辺の光量落ちはあるものの、空色も相まって逆にそれが実に良い雰囲気で現れることもあるものです。



ほとんど黒潰れしているかのようでいながら確かにディテールの残る影。このラティチュードの深さはデジタルならではであり、14bit RAWの余裕度でもあるでしょうか。レンズはタムロンのA005。ハイエンドとは対極に位置するクラスのレンズですが、ほぼワイド端とはいえこの描写です。いかがお感じになるでしょう。









今度はSIGMAの50mm EX DG HSM。SIGMAが画質重視に舵を切った第一弾で、Art Lineの先駆的存在。この流れが35mm DG HSMに続いていくわけですが、発売初期ロットの50mmはまだSIGMA独特の作りの甘さがあり、銅鏡の質や滑らかとは言いがたいフォーカスリングなどではあるものの、一段絞った辺りからのシャープネスとボケのコントラストは超絶です。



同じく50mm。手持ちですが、単焦点ならではの明るさに頼れば手ぶれ補正などなくとも夜景シーンも無理なくこなせます。一方、このようなあるシーンでも十分な色を出してくれるのはさすがキヤノンのホワイトバランスです。

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