Begining of PYize blog




Photo Yodobashiに掲載の写真を見て、なんて素敵な写真達なんだ、自分もこんな風に撮ってみたい。と常々思っていました。しかし人に見せることなくボツ写真の山を築く自分にはなぁ、と嘆いていたものの、過去写真を探してみると使えそうなそれらしいものが幾つか。そこで、PY独特のイメージを模倣して写真を並べてみました。




TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD。通称A005。その価格とプラスチック銅鏡からチープなイメージが付きまといますが、純正の70-300に比べても写りは遜色なく、開放F値であっても画面端までキッチリ描ききってくれます。またむしろプラスチック製であることから焦点距離の割に非常に軽く、気軽に持ち出せるのも嬉しいポイントです。



SIGMAの50mmを使用した完全な逆光でのショット。露出さえ正しければ直射に大きな影響を受けることもなく、暗部までディテールを保っています。ゴーストが現れていますが、直射光をレンズに入れながらこれだけで済むのであればレンズ性能としては全く問題ないレベルです。







SIGMAの35mm。開放より抜群の緻密な描写を誇りますが、F8まで絞った時の画面端までの精細な表現はさすがというところ。クレーン先端の網状部分もモヤモヤになることなく、完全に写しきっています。











キヤノン純正のEF24mm F1.4LIIの一コマ。広い画角なのに大きくボカせるのはこのレンズの最大の特徴でしょうか。フルサイズでこの表現をしたくて入手したレンズで、今でも愛してやまない一本です。これより焦点距離が短いレンズでこのF値を持つものはありませんから、結局これが一番広角でボケを楽しめるレンズです。



これもまた24mmで。大胆に明部と暗部に別れたシーンですが、空部分のみを犠牲にすれば、暗部はここまで維持することが可能で、ここでもまたデジタルの階調の広さに驚かされます。