PW Kyoto Higashiyama





今回は久しぶりにやってきました実家の京都。6月頃に子供の七五三のお参りを京都でやろうということに決めて着々と準備を進めてきた家族的に大きなイベントの初日です。
朝に新幹線で東京を出発し、お昼ちょうどに京都着。家族が泊まる河原町御池のホテルオークラに荷物を預けた後は、市中をぶらりぶらり。まずは先斗町を下がって四条大橋まで。



四条大橋から鴨川上流を望みます。夏に来た台風での鴨川の氾濫など嘘のように穏やかな川面です。四条と三条の橋近くの河川敷には大勢の修学旅行生。集合場所になっているのでしょうか。 11月に入っているとは言っても、この時期の京都はまだまだ暖かく、微妙に色づき始めている葉がないでもないですが、遠くに霞む北山はまだ青々としています。



安井金比羅宮。悪縁を切り、良縁を結ぶ神様のいまします神社で、建物自体の古さもあって風情がある場所なのですが、その御利益のために奉納された絵馬に書かれた詞はちょっと怖いものが多いです。 家族でとことこと歩き続け、ここから近い六波羅蜜寺まで歩いて有名な空也と平清盛の像を見たのですが、当然のことながら撮影は禁止でした。残念。






六波羅蜜寺を出た後は八坂通を歩いて八坂の塔へと向かいます。こうして東大路の西側から八坂の塔を望むと、こちらは六波羅の一角という京都市民の生活圏。多数の電柱と電線が眺めに絡みます。人の生活と観光名所が混ざり合ってそこにある姿は実に京都らしい風景です。



一方で、東大路を渡ると同じように人の生活する場所ではあるものの、こちらは電線の類はなく、見上げれば邪魔されるものなく塔のそびえる姿を間近に見られます。



東大路から登り始めると、八坂の塔のすぐ手前にふっと現れる金剛寺というらしい小さなお寺。通称、八坂庚申堂。境内にはお猿を模した「くくり猿」と言われる小さな色とりどりの人形がお堂に括りつけられています。






この日はあまり時間がなく、清水へは行けないないため、二寧坂を下っていきます。すでに日が低く、通りは夕暮れの光が差さないのですが、それでも通りの色と早めに点いた明かりのお陰で雰囲気が出てくれています。






二寧坂を高台寺側に抜けたところでようやく空が赤く染まり始めました。残念ながらこの日は時間いっぱいでこれまで。何度来ても期待を裏切られない京都東山の一角でした。

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